エコな住まいを求める人が急増中!?
最新の住宅事情を把握して、賢く住宅選びを進めよう!
近年では地球hibiやエコロジーへの関心が高まりつつありますが、「住宅」の分野でも地球環境やエコロジーを意識しながら住まい選びを行う人が増えてきています。
その代表的な例として、「オール電化」や「ソーラーパネル」など、
環境に優しい設備が配備された住宅が挙げられます。
これらの地球環境に優しい設備には初期投資として少し高めの資金が必要となりますが、長期的な目で見ればコストパフォーマンスが高く、将来的には電気代などの光熱費をかなりの割合で節約することが出来ます。
一般的なエコ住宅に標準装備されている代表的な設備のひとつが「オール電化」であり、近年では多くの最新エコ住宅にオール電化が取り入れられています。
オール電化のシステムとは、具体的に言うと「住宅の中の設備をすべて電化製品に変えて、住宅内のエネルギー源の全てを電気エネルギーにする」というものです。
たとえば、お風呂を沸かす際、一般的な家庭のほとんどで使用されているのはガス給湯器だと言われていますが、これをエコキュートなどの電気エネルギーによってお湯を沸かすシステムへと変えることがオール電化の一環となります。
また、一般的な家庭のキッチンには多くの場合、ガスをエネルギー源として使う「ガスコンロ」が設置されていますが、これをIHクッキングヒーターなどに変えることもオール電化の一環と言えます。
エコ住宅にオール電化を取り入れる場合、太陽光発電システムや蓄電池、温水床暖房システムなどの設備が無くともオール電化住宅として扱われます。
住まいにオール電化を導入するメリットで代表的なのは、
やはり「光熱費が格安になる」という点です。
エネルギー源を電気へ一本化することによって、ガス代の基本料金を支払う必要が無くなり、エコキュートなどの設備を活用することで、深夜帯の安い電気料金でお得にお湯を沸かすことが可能となります。
また、IHクッキングヒーターやエコキュートなどの設備を住まいに導入した場合、年間で約5万~10万円の光熱費を節約できると言われています。
そのため、住まいにオール電化を導入する事は初期投資こそ掛かりますが、将来を見据えて考えた場合のコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
最近では、ソーラーパネルを屋根に設置して太陽光発電を行う設備が人気を集めています。
ソーラーパネルによって太陽光を取り込んで発電した電力は、家中の電化製品に使われますが、余剰電力は電力会社が買い取ってくれるというサービスもあり、今後は更にソーラーパネルが普及していくことが予想されます。
ソーラーパネル設置による太陽光発電の主なメリットとしては、
などが挙げられます。
その中でも特に注目されているのが「各自治体からの補助金」に関する項目です。
自治体によって補助金の有無や金額は異なりますが、多くの自治体がソーラーパネル設置に掛かる費用に対する補助を行い始めており、そうした制度を利用することによってソーラーパネルによる太陽光発電を導入し易い環境が整いつつあります。
ソーラーパネルの太陽光発電と共に人気を博しているのが「蓄電システム」です。
蓄電システムを導入することによって電力を余分に残しておくことができ、いざという時に役立ちます。それ以外にも、蓄電しておいた電力を電力会社に売ることによって家計の足しにすることもできるため、ソーラーパネルと蓄電システムの導入は今後もまだまだ人気が高まっていくことが予想されます。
「エコ住宅はちょっとハードルが高い…」
そんな方には、水を大事に使う「節水」から始めることをおすすめします。
日本では無駄遣いのたとえとして“湯水のように”という言葉があります。
もともと水道資源が豊富な日本では、本人に節水意識があったとしても、世界的に見ればかなりの量の水を浪費してしまっているのです。
生活に欠かせないものだからこそ、大事に使うという心構えが大切なのではないでしょうか?
また、自分がどれだけ節水を意識していたとしても、トイレや蛇口から水漏れしている場合はどうしようもありません。
水道代が明らかに高額になっている場合は、自分で漏水の原因を突き止めるか、水道修理業者に漏水調査をお願いしましょう。
一時的な出費は痛いかもしれませんが、長い目で見れば地球にもお財布にも優しいことは間違いありません。