最近では地球環境への配慮から、「エコな住まい」を目指そうとする人が多く見受けられます。
お金に余裕がある人であれば、二酸化炭素を排出しないエネルギー源である電気を生み出すソーラーパネルを導入したり、住まいをオール電化にする人も居ますが、それらは一般的な収入の人にとっては少しハードルが高いと言えます。
そのため、一般的な収入の人がエコな住まいを目指すのであれば、まずは身の回りに工夫を凝らしてみることが大切です。
暑い夏場になると、エアコンをつけっぱなしにしてクーラーをガンガンに利かせてしまいがちですが、冷房による電力消費は熱を発生させて地球環境に負担を掛けてしまいます。
そのため、エアコンを可能な限り使わずに過ごせる室内を作ることが、結果的にはエコな住まい作りに繋がるのです。
たとえば、夏の暑い時期には「グリーンカーテン」を設置してみるのもひとつの手です。
夏の強烈な日差しを避けるために木陰へ入ると、なんとなく涼しく感じるものです。
これにはちゃんとした理由があって、木陰には植物の葉っぱから蒸散される水分によって温度が下がるという特徴を持ちます。
そのため、通常の日陰よりも木陰の方が涼しく感じるのです。
グリーンカーテンを設置するのであれば、まずはつる性の植物を窓際でカーテンのように育てることから始めます。
植物をカーテンのように育てることで、日光を遮るだけでなく葉っぱから蒸散された水分が室内の温度を下げてくれる役割を果たします。
その結果、室内でエアコンを使わなくても快適に過ごすことが出来て、エコな住まい作りが成功するのです。
グリーンカーテンを設置すると高い遮光効果だけでなく、冷却効果も期待できるので、室内でのエアコンの使用を抑えることが出来て、環境にもお財布にも優しい結果を得られます。
また、植物を育てること自体を楽しんだり、咲いた花を観賞するといった楽しみも出来ますし、実が成る植物であれば成った実の収穫や食べるといった楽しみも増えてくるので、グリーンカーテンの設置には多くのメリットが存在します。